サケの鼻軟骨から取れる「プロテオグリカン」は、 私たちの皮膚や軟骨にも含まれる成分。 その優れた保水力はヒアルロン酸をしのぐと言われています。 高価で手の届かなかった成分が、弘前大学の技術開発によって抽出可能になりました。
そもそも、「プロテオグリカン」とはどんな成分かご存知ですか?
プロテオグリカンは、「プロテオ」=プロテイン(タンパク質)、 「グリカン」=多糖類を意味する糖とタンパクの複合体で、 私たちの皮膚や軟骨に存在する成分です。
ヒアルロン酸をしのぐ保水力!
ヒアルロン酸やコラーゲンとともに細胞と細胞の間に存在していて、肌のうるおいやハリ、関節の軟骨を構成する保水性に優れた成分。その保水力は、なんとヒアルロン酸以上!奇跡の新素材として、美容・健康成分として注目されています。
奇跡の新素材は、かつて1g 3,000万円だった!?
プロテオグリカンの存在は以前から知られていましたが、抽出が難しく、精製量もわずかだったため、1gあたり3,000万円もする希少な成分でした。
しかし、青森県の弘前大学医学部がサケの鼻軟骨から高純度かつ大量に「プロテオグリカン」を抽出できる技術を確立したのです。
プロテオグリカンがハリ&うるおいをプラス!
加齢ともにヒアルロン酸やコラーゲンは減ってしまいます。ですから、多くの女性は2つの成分を積極的に摂ろうとしてきたのではないでしょうか?
プロテオグリカンも残念ながら、年齢とともに減ってしまいますが、プロテオグリカンはヒアルロン酸やコラーゲンを生み出すはたらきを持っているため、積極的に摂ることで、ハリやうるおいの実感を得やすくなるのです。
グラフのようにプロテオグリカンを加えると、どんどんヒアルロン酸やコラーゲンが生み出されていくのです。
安全性と品質が認められた、「あおもりPG」ブランド
「あおもりPG」とは、弘前大学が開発した抽出技術により精製したプロテオグリカンのことです。弘前大学の抽出技術を用いたプロテオグリカンを他と区別するために青森プロテオグリカンブランド推進協議会が設立され、含有量などの基準を満たした商品だけに、「あおもりPG」の認証マーク表示が認められています。「イソフラグリカン」は「あおもりPG」の認証を得ています。
プロテオグリカンのなかには、グルコサミンやコンドロイチンも!
関節の軟骨を構成する成分は、Ⅱ型コラーゲン、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、軟骨細胞です。
軟骨成分としてご存知のグルコサミンやコンドロイチンは?というと、実はグルコサミンは軟骨成分そのものではなく、プロテオグリカンを構成している一部に過ぎません。また、コンドロイチンもプロテオグリカンのなかに含まれているひとつの成分。だから、なかなか悩みに届きにくかったのです。グルコサミンもコンドロイチンも同時に、しかも素早く届くのがプロテオグリカンなのです。
研究者もますます期待!!美容&健康成分プロテオグリカン
美容・健康成分として、世界中から注目を集めているプロテオグリカンは、他の成分に比べ、少量で実感できる成分です。青森では古くから郷土料理としてサケの鼻軟骨を酢の物にした「氷頭なます」が食されてきました。健康に過ごすための知恵としてその健康機能が知られていたのかもしれませんね。
年齢を重ねるとともに、うるおいやハリは、失われてしまうため、保水力の高いプロテオグリカンのような成分を補給することは若々しさの維持には欠かせないものといえます。また、「歩く」「立つ」など滑らかな動きを支えるクッションにおいても重要な役割を担う成分です。美容・健康成分としてプロテオグリカンへの期待は、今後ますます高まっていくと思います。
嬉しいことがいっぱいのプロテオグリカンですが、食事で摂るのは至難の業
プロテオグリカンは「サケの鼻軟骨」から抽出された成分です。「氷頭なます」を郷土料理としている青森県でも、氷頭を毎日食べることは難しく、ましてや他県には馴染みもない食材です。他にはうなぎやフカヒレ、干しエビ、山芋にも含まれていますが効率良く摂り続けるのは、至難の業といえます。
抽出方法は、「氷頭なます」の調理手順そのものだから安心・安全。
プロテオグリカンは(株)角弘・プロテオグリカン研究所で抽出精製されています。粉砕したサケ鼻軟骨を食用酢酸溶液に数日間つけ、プロテオグリカンを酢に溶け出させる非加熱抽出。「氷頭なます」の調理手順と同じ工程による抽出法のため、人にも環境にも安心・安全です。